
子どもとのフィリピン留学って、実際どんな感じなのかな?
リアルな体験談を知ってから、検討したい!

現地の生活やホテル・食事は快適に過ごせるのかな?
そんなふうに、親子留学に興味はあるけど踏み出せずにいませんか?
実は、フィリピン親子留学は“初めての留学先”として、安心して選べる選択肢なんです。
物価の安さや日本からの距離に加え、教育水準の高さと現地の人のあたたかさで、近年注目を集めています。
なぜなら、語学習得だけでなく“文化体験”までできるのがフィリピン親子留学の魅力だから。
私は実際に小学生の娘と短期でセブに滞在し、語学学校・ホテル・リゾート・現地食事をリアルに体験してきました。
この記事では、そんな私たち親子の「ホテル・食事・移動・観光・留学」の実体験を詳しくレポートします。
留学前に気になっていたこと、不安だったことも含めて、リアルな視点でまとめました。
この記事を読むと、親子留学に必要な準備や、現地で快適に過ごすコツがわかります。
さらに、「我が家にもできそう!」という具体的なイメージが持てるはずです。
この旅は、私達親子にとって“世界が広がる体験”ができる、最高の親子旅になりました。
フィリピン留学のきっかけとスケジュール
なぜフィリピン留学を選んだのか

英語教育に力を入れたいと思っても、欧米圏の留学は費用や距離の面でハードルが高く、現実的ではありませんでした。
そんな中で見つけたのが「フィリピン親子留学」。物価が安く、日本からの移動時間も5時間ほどで時差はたったの1時間。子どもにとっても負担が少なく、初めての海外にはぴったりでした。
さらに、日本人向けサポートが手厚い学校も多く、「英語初心者でも大丈夫」という安心感も後押しに。実際に体験してみると、英語環境に加えて人のあたたかさや異文化体験にも恵まれ、「ここにしてよかった」と心から思えました。
コスパと安心感の両方を叶える選択肢として、フィリピン留学はベストでした。
親子での留学+滞在スケジュールまとめ
わが家の留学は、短期間でも“しっかり学び、しっかり楽しむ”を意識したスケジュールにしました。
1日目はショッピングモール散策、2日目は丸一日リゾートホテルのプールDay Useとランチビュッフェを満喫、3日目と4日目はQQ Englishで1日4コマ(計200分)の英語レッスンを受講し、夕方には買い物などの時間もとることができました。
レッスンだけに偏らず、「親子で共有する時間」も大切にしたことで、無理のないペースで過ごすことができました。短期でも内容の濃い滞在が実現でき、充実した時間となりました。
1日目 | 昼頃セブ空港着 シャトルバスでホテルへ ショッピングモールを散策、ランチとディナー ホテルで両替 |
2日目 | リゾートホテルでプール、ランチビュッフェ |
3日目 | QQ English留学、屋台散策 |
4日目 | QQ English留学、ショッピングモール散策 |
5日目 | 昼頃セブ空港発 |
語学だけじゃない“体験重視”の旅にした理由

今回の留学で大切にしたのは、「英語を勉強する」ことよりも、「英語を通して世界を知る」ことでした。語学の習得はもちろん大事ですが、それ以上に“人と関わる経験”や“文化の違いを感じること”が、子どもにとって大きな学びになると考えたからです。
ホテルのスタッフと英語でやりとりしたり、地元の食べ物を食べてみたり、Grabタクシーで現地の風景を見るだけでも、子どもにとっては新鮮な刺激。
机の上の勉強では得られない「感情の動き」や「挑戦する力」を育むには、体験に勝るものはありません。だからこそ、留学を“学び”で終わらせない旅を目指しました。
子連れでも快適!ホテル滞在のリアルな様子
宿泊したホテル 東横インCebuの設備や雰囲気

子連れの海外滞在では、「ホテルの安心感」が旅の満足度を大きく左右します。今回利用したのはセブの東横イン。日本の東横インと似たつくりで、ロビー、部屋の内装までとても清潔でシンプル。
日本語が通じるスタッフは1名だけいましたが、他のスタッフも英語でも丁寧に対応してくれ、特に困ることはありませんでした。館内は静かで落ち着いた雰囲気があり、落ち着いて過ごせたのも好印象です。
無料Wi-Fiあり、シャワーなどの部屋の設備も日本と同じ感覚で使用できました。このような点は、親にとって大きな安心材料でした。海外のホテルに慣れていない方や、小さなお子さん連れにもおすすめです。
ホテルの朝食

朝はホテルの朝食会場で一日がスタート。シシグなどのフィリピン料理と、日本食の味噌汁・酢の物、すいかなどの新鮮なフルーツなどが並び、子どもでも問題なく食べられました。
メニューはおかずだけで10種類程度並び、スープは3種類ありました。ついつい朝から食べすぎてしまいました。
1日だけの贅沢!リゾートホテルのプール&ランチビュッフェ
楽しみにしていたアイランドホッピングが、まさかの天候不良で中止に。急きょ代替案を探し、子どもが楽しめる場所として選んだのが、リゾートホテルのプールDay Useプランでした。
食事付き・日帰り利用可能なホテルを探し、雰囲気や口コミをチェックしたうえでJパークアイランドに決定。結果的に、開放感のあるプールでしっかり遊べて、ランチバイキングも大満足の内容。
ホテルスタッフの対応も丁寧で、娘もすぐにリラックスして過ごしていました。1日だけリゾート気分を味わえるDay Useは、想定外の事態でも大満足な代替体験になりました。
プールで遊んだ様子と子どもの反応

Jパークアイランドのプールは、まさに“遊びの楽園”でした。5フィートの広いプールをはじめ、流れるプール、子ども向けの滑り台、さらには本格的なウォータースライダーまで揃っており、娘のテンションは一気にMAXに。
浮き輪のレンタルはありませんでしたが、無料で借りられるライフジャケットがあるため安心して遊べました。最初は大きな施設に少し緊張していた娘も、滑り台で何度も遊ぶうちにすっかり笑顔に。
「ここに泊まりたい!」と言うほど気に入っていて、親としても連れてきてよかったなと実感。予定外の訪問でしたが、予想を超える楽しさで、日本に帰るときには「この日が一番楽しかった!」と娘からは好評でした。
ランチビュッフェで楽しめた料理と雰囲気

プールの合間には、Jパークアイランド内のランチビュッフェを利用しました。広々としたレストランはリゾート感たっぷりで、スタッフの方も笑顔で案内してくれたのが印象的です。
料理は多国籍で、フィリピン料理だけでなく、パスタやグリル、デザートまで種類豊富。日本料理の寿司や韓国料理のサムギョプサルなどもありました。
子ども向けの食べやすいメニューも多く、娘はラーメンとウベという芋のアイスを特に気に入っていました。私も野菜やお肉などをバランスよく楽しめ、味も日本人に合う優しい味つけでした。
リゾートホテルならではの開放感と、非日常の食体験に親子でワクワク。リフレッシュの時間になり、「旅に“おいしい”は欠かせないな」と実感しました。
フィリピンの食事事情と子どもでも食べやすいメニュー
ショッピングモールでの食事事情

ショッピングモールでは、フィリピン料理の他に日本食・中華・韓国料理などバリエーション豊富で、子ども連れでも選びやすかったです。
初日に訪れたフィリピン料理屋さんでは、店員さんにおすすめを聞いてイカ墨パスタとエビマヨを注文。どちらもとても食べやすく、娘とシェアしてちょうどよい量でした。お値段は合計2000円ほどでした。
店舗内もどの店舗も清潔で、価格も日本より手頃な印象。軽食やデザート、スムージー屋さんもあり、フィリピンで有名なハロハロ(かき氷のようなスイーツ)も味わいました。
毎日の食事が「今日はどこで何食べる?」とワクワクできる体験になり、現地の文化に自然と触れるきっかけにもなりました。
子どもがよく食べた料理・お気に入りメニュー

娘がフィリピンで一番気に入った料理は、なんと「レチョン」でした。
フィリピンの伝統的な豚の丸焼きで、店頭に豚の体全体がディスプレイされている姿には親の私も驚きましたが、カリカリの皮とジューシーな肉の味が気に入ったようで「毎日これがいい!」というほど夢中に。
海外の食事=不安というイメージがありましたが、娘が楽しんで食べてくれたおかげで「ごはん問題」に悩むことはまったくありませんでした。
食事面で注意したこと
フィリピン滞在中はおおむね食事に困ることはありませんでしたが、子ども連れということもあり衛生面には特に気を配りました。
基本は清潔感のあるモール内やホテルレストランを中心に利用。屋台は避ける予定でしたが、事前調査していた人気のマンゴースムージー屋台だけはチャレンジしました!

これが驚くほど濃厚でおいしくて、「これだけでも来た甲斐があった!」と思えるほど印象的な味でした。
アレルギーはありませんが、念のためサラダなどの生モノはホテルだけで食べるようにして、慎重に対応しました。おかげで最後まで安心して食事を楽しむことができました。
観光・ショッピングも満喫!親子で出かけた場所
ショッピングモールでの買い物

フィリピン滞在中、ショッピングモールは生活の中心になりました。というのも、滞在先近くのモールには食事・買い物・遊び場がすべて揃っていて、子ども連れでも安心して過ごせたからです。
日用品やおみやげはもちろん、バラマキ用のお菓子も豊富に揃っており、価格も日本よりお手頃。
雑貨店や文房具屋も充実しており、子どもが喜びそうな小物がたくさん。娘はかわいいキャラクターを扱っている「MINISO」というお店を気に入って、ほぼ毎日通っていました。
初めての国でもモール内は空調が整っていて清潔なので、比較的疲れた日も安心して立ち寄れました。短期滞在でも「モールは強い味方」だと実感しました。
両替について
フィリピン滞在中の両替は、ホテルで必要な分だけ少額行いました。ホテル内で対応してもらえたので、安全かつスムーズでした。
屋台やショッピングモールのフードコートでは現金が必要でしたが、逆に言えば「それ以外はほとんどクレジットカードでOK」というのが実感です。
大きなモールやレストランではVISA・Mastercardが問題なく使えたため、多額の現金を持ち歩く必要がなく、子連れ旅としてはとても安心できました。
万が一に備えて現金は少し常備しつつ、支払いはカード中心で過ごせる環境はありがたかったです。初めての土地でも、「両替は最小限・キャッシュレスで過ごす」スタイルが快適だと感じました。
現地の雰囲気と文化に触れた瞬間

フィリピンのセブに来て感じたのは、人のあたたかさとフレンドリーさです。ホテルのスタッフやレストランの店員さんはもちろん、ショッピングモールのスタッフさんまで、娘に優しく話しかけてくれたのが印象的でした。
英語が通じるので、簡単なやりとりもでき、娘も「自分で言ってみる!」と挑戦する姿が見られました。上の写真のカフェでは娘が飲み物を受け取りに行ってくれたときのものです。しっかり大きな声で「Thank you!」と言っていました。
また、店頭に並ぶ豚の丸焼き(レチョン)や、屋台など、日本では見かけない文化にも自然と触れられる機会が多くありました。特別な体験をしようとしなくても、日常の中に「違い」があるのがフィリピン。親子で感性が広がる、貴重な時間でした。
移動はすべてGrabでOK!子連れには特におすすめ
Grabアプリの使い方と登録手順
フィリピン滞在中の移動は、基本すべてGrabアプリで完結しました。日本のタクシーと比べても手軽で、料金も事前に表示されるのでとても安心です。
使い方は、日本であらかじめアプリをインストールし、クレジットカードを登録しておきました。
Grabアプリ内で行き先を入力するとドライバーが自動で配車され、所要時間や到着予測も表示されます。英語が苦手でも、表示は直感的で使いやすく、子連れでバタバタする場面でもストレスなし。土地勘がない場所でも、安心して移動できるツールとして本当に重宝しました。
SIMは手続きが日本のうちにできる以下のe-SIMを利用しました。7日間3GBプランを利用し、600円程度でした。
実際に利用した距離・料金の目安

Grabを使った移動は、料金の面でも非常に使いやすかったです。
宿泊していたホテルから語学学校(QQ English)までは約200ペソ(約540円)で所要時間は20分ほど、Jパークアイランドまでは約500ペソ(約1,350円)で40分ほどかかりました。
タクシーの費用としても日本より断然リーズナブルで、快適に移動できたのが印象的でした。
親子で体験したからこそ感じた“海外留学の価値”
日本では味わえない「自分で伝える力」

フィリピン滞在中、娘が少しずつ“自分の言葉で伝えよう”とする場面が増えたことが、私にとって大きな驚きでした。
たとえば、レストランで「Can I have some water ?」と言えたり、店員さんに「Thank you.」と笑顔で伝えていた姿は、普段の生活では見られなかった変化です。
英語が完璧に話せる必要はなく、「伝えようとする姿勢」が育つことが何より大切だと実感しました。異文化の中に身を置くことで、「言葉を使う意味」を体感できるのは、やはり現地ならではの経験。日本では得られない“使う英語”の第一歩として、この留学は大きな価値があると感じました。
「自分の知らない文化」を肌で感じられる

たった数日の滞在でも、得られるものは想像以上に大きなものでした。現地の人のやさしさ、英語が通じたときの達成感、初めて見る景色や食べ物。娘にとってはすべてが新鮮で、「また行きたい!」と帰国後すぐに話していたほどです。
世界は広く、自分の知らない文化がある。そんな“当たり前ではないこと”を、実体験として感じられたのは大きな財産になりました。
この経験が今後、英語や異文化への関心、さらには自己肯定感にもつながっていくのではと感じています。短期でも、行ってよかったと心から思える時間でした。
フィリピン留学で利用した学校 QQ Englishの体験記
QQ Englishのフィリピン留学体験記

「実際に親子でフィリピンに行くのは少し不安…」「どんな学校なのか、もっと詳しく知りたい」
そんな方には、QQ Englishが開催しているオンライン説明会の参加がおすすめです。
わが家も、出発前に説明会を通じて不安が解消され、安心して現地に向かうことができました。
QQ Englishのフィリピン留学公式ページはこちら
以下の記事でフィリピン留学の体験記を紹介しています。
QQキッズ(QQ English)オンライン英会話体験記

「いきなり留学はハードルが高い…」という方は、まずはQQ キッズのオンライン英会話から試してみるのもおすすめです。
実際に現地で教えている講師のレッスンを自宅で体験できるので、子どもとの相性や雰囲気を確認するのにぴったり。
わが家の娘もオンラインで慣れていたおかげで、現地での授業にスムーズに入ることができました。
なお、QQキッズの対象年齢は3歳〜12歳までとなっています。中学生以上のお子さんには、同じ運営会社が提供する大人向けのオンライン英会話“QQ English”がおすすめです。カリキュラムの難易度やレッスン内容もより高度になり、年齢や目的に合わせた学習が可能です。
QQ Englishのレビュー記事はこちら
まとめ “行ってよかった”が子どもの未来になる
初めてのフィリピン親子留学は、正直不安もありました。
でも今では、「あのとき行って本当によかった」と心から思えます。
現地での学び・食事・文化体験すべてが、子どもにとっての“世界が広がる経験”になりました。
旅行では味わえない、生活に近いかたちで異文化に触れられるのが、フィリピン親子留学の魅力です。
「いつか留学を…」と思っている方は、まずは一歩、情報収集から始めてみてください。
その一歩が、きっとお子さんの未来につながります。
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